第3回Aリーグ(1994年 冬)
|
勝点 |
勝利 |
引分 |
敗北 |
得点 |
失点 |
点差 |
ラ・ヴァルス |
42 |
18 |
6 |
0 |
108 |
48 |
+60 |
RAD・アムステルダム |
28 |
12 |
4 |
8 |
92 |
66 |
+26 |
レゴ・ゴッドホープ |
28 |
13 |
2 |
9 |
91 |
75 |
+16 |
ボンボ・パリ |
15 |
6 |
3 |
15 |
53 |
88 |
−35 |
UQSA |
7 |
2 |
3 |
19 |
46 |
113 |
−67 |
順位表
|
ラ・ヴァルス |
RAD |
レゴ |
ボンボ |
UQSA |
|
勝利 |
引分 |
敗北 |
得点 |
失点 |
勝利 |
引分 |
敗北 |
得点 |
失点 |
勝利 |
引分 |
敗北 |
得点 |
失点 |
勝利 |
引分 |
敗北 |
得点 |
失点 |
勝利 |
引分 |
敗北 |
得点 |
失点 |
ラ・ヴァルス |
|
|
|
|
|
5 |
1 |
0 |
28 |
11 |
4 |
2 |
0 |
27 |
19 |
4 |
2 |
0 |
20 |
8 |
5 |
1 |
0 |
33 |
10 |
RAD |
0 |
1 |
5 |
11 |
28 |
|
|
|
|
|
5 |
0 |
1 |
24 |
11 |
4 |
1 |
1 |
30 |
12 |
3 |
2 |
1 |
27 |
15 |
レゴ |
0 |
2 |
4 |
19 |
27 |
1 |
0 |
5 |
11 |
24 |
|
|
|
|
|
6 |
0 |
0 |
29 |
12 |
6 |
0 |
0 |
32 |
12 |
ボンボ |
0 |
2 |
4 |
8 |
20 |
1 |
1 |
4 |
12 |
30 |
0 |
0 |
6 |
12 |
29 |
|
|
|
|
|
5 |
0 |
1 |
21 |
9 |
UQSA |
0 |
1 |
5 |
10 |
33 |
1 |
2 |
3 |
15 |
27 |
0 |
0 |
6 |
12 |
32 |
1 |
0 |
5 |
9 |
21 |
|
|
|
|
|
対戦相手別成績表
AAFA選定最優秀選手
ストーントン(UQSA) セットプレイからの劇的な得点でリーグを盛り上げた功績に対して
1 |
ファン・バステン |
RAD |
50 |
2 |
R.バッジョ |
ラ・ヴァルス |
43 |
3 |
ルベン・ソサ |
ラ・ヴァルス |
39 |
4 |
M.ラウドルップ |
レゴ |
37 |
5 |
B.ラウドルップ |
レゴ |
28 |
6 |
ギッグス |
UQSA |
16 |
7 |
パパン |
ボンボ |
14 |
8 |
シニョーリ |
ボンボ |
13 |
9 |
イエキニ |
ボンボ |
12 |
10 |
エチェベリ |
ラ・ヴァルス |
11 |
グーリット |
RAD |
ラ・ヴァルス |
B.ラウドルップ |
レゴ |
12 |
ギッグス |
UQSA |
6 |
ファン・バステン |
RAD |
5 |
イエキニ |
ボンボ |
RAD |
ルベン・ソサ |
ラ・ヴァルス |
13 |
R.バッジョ |
ラ・ヴァルス |
9 |
シニョーリ |
ボンボ |
7 |
レゴ |
ルベン・ソサ |
ラ・ヴァルス |
11 |
R.バッジョ |
ラ・ヴァルス |
10 |
ファン・バステン |
RAD |
8 |
ボンボ |
ファン・バステン |
RAD |
18 |
M.ラウドルップ |
レゴ |
14 |
B.ラウドルップ |
レゴ |
10 |
UQSA |
ファン・バステン |
RAD |
19 |
M.ラウドルップ |
レゴ |
18 |
R.バッジョ |
ラ・ヴァルス |
16 |
得点王ランキング
対戦相手別得点王
総括
『スーパーフォーメーションサッカー‘94〜ワールドカップファイナルデータ』が9月下旬に発売され、それを使用して初めて開催された第3回Aリーグ。
前回の4人に加え、さらにUQSA(かんちゃん)を新規参入として迎え入れ、荒屋塾内でもかつての耐久に次ぐビッグイベントとしていよいよ完成期に入ろうとしていた。
UQSA(かんちゃん)に関しては戦前、リーグ戦で必要以上にボコボコにされる、通称「Aの洗礼」を浴びるのではないかと不安視する声もあった。
しかし第2節でボンボ(おうさん)から初勝利を奪うと、その後もRAD(薮ちゃん)から1勝2分、ラ・ヴァルス(塾長)とも1分するという、新規参入チーム史上最高の奮闘をみせたのである。
それに対し、今シーズン思うような活躍が出来なかったのがRAD(薮ちゃん)であった。
ツキに見放されていたところも多分にあったが、これは『スーパーフォーメーションサッカー‘94〜ワールドカップファイナルデータ』にソフトが変わり、ゲームのバランスが前作の守備重視から個人技などの攻撃重視にシフトしていたことも原因のひとつと考えることができるだろう。
薮ちゃんはシーズン途中で「ファン・バステン中心のチーム作り」という開幕当時のコンセプトを曲げてクライフを現役復帰させるが、ゲームのバランスからいけば非常に効果的な補強をしたと言えよう。
逆にレゴ(いしけん)はもともと個人技に秀でた選手を多く揃えていたため、ゲームのバランスといしけんの嗜好がガッチリ噛み合い、前シーズン負け越したボンボ(おうさん)戦に6戦全勝。
それを原動力にしてRAD(薮ちゃん)と同勝点でシーズンを終了した(得失点差で2位RAD3位レゴ)。
ホームを今シーズンからメデジンからパリへと移したボンボ(おうさん)はラ・ヴァルス(塾長)、RAD(薮ちゃん)の上位チームからの勝点奪取が目立ったシーズンであった。
また前シーズン与えられた「成金クラブ」という設定を発展させ、「ボンボリング」「パリ大虐殺」などの事件を引き起こして、Aリーグの悪役(ヒール)としての地位を確立した。
ちなみにラ・ヴァルス(塾長)はRAD(薮ちゃん)が大きくつまずいたこともあって、悠々と3連覇を初のシーズン無敗で達成した。
とりわけ第5節から第6節にかけてのボンボ・レゴ・RADとの3戦における塾長はAリーグ史上最高とも言える圧倒的なパフォーマンスを発揮し、特に薮ちゃんを絶望の淵へと叩き込んだのである。
今シーズン1番注目を集めた選手としてUQSA(かんちゃん)のストーントンを挙げることができる。
しかしその活躍もかつてのリネカーやロッシの域にまでは達していないということからMVP受賞は見送られた。
ただし新たにそれに準ずるタイトルとして「AAFA選定最優秀選手」が設立され、ストーントンは栄えある最初の受賞者となったのである。
この第3回Aリーグは通常の『Aリーグ公式記録集』とは別に、シーズン全体の出来事をノンフィクション形式のフィクションで記録した『Aリーグダイジェスト』という文書も作成されている。
数字に残らない出来事が多く起こったという点で、1番の盛り上がりをみせたシーズンだったということができるかもしれない。
